院生の研究がDysphagiaに掲載されました。
- 永井宏達
- 5月29日
- 読了時間: 1分
博士後期課程の栄元一記さんが取り組んだ研究がDysogagiaから出版されました。
特別な機器を用いずに嚥下障害を予測する手法の開発を目指して、現在研究に取り組まれています。
この研究ではその取り組みの一環として、頭部挙上筋力と咽頭残留量との関連を調査した結果を報告しました。
この研究は栄元さんが修士課程で取り組んだ成果になります。
栄元さんは言語聴覚士として大学病院に勤務されており、日頃の臨床疑問を解決すべく大学院に進学されました。
(大学院受験の相談で初めて来られた際の熱い眼差しを今でも鮮明に覚えています。)
患者さんによりよいリハビリテーションを提供すべく、情熱をもって日々取り組まれている姿に、私もいつも刺激を頂いています。
博士課程では今回の成果をさらに進めるべく、新たな取り組みを展開される予定です。
最後に、この研究は私以外にも多くの共同研究者の方や関係者の方のご支援を受けて形にすることが出来ました。
この場を借りてお礼申し上げます。
Eimoto K, Nagai K, Nakao Y, Oshima Y, Matsufuji T, Hamana T, Takato M, Ogino T, Sasanuma N, Uchiyama Y, Domen K. Head Lifting Strength is Associated with Pharyngeal Residuals in Older Inpatients with Suspected Dysphagia. Dysphagia. 2025 May 27. doi: 10.1007/s00455-025-10843-1.

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