本研究室の大学院OBである吉田 啓志さん(千里中央病院リハビリテーション科)の論文が、2021年理学療法ジャーナル奨励賞を受賞しました。
吉田さん、おめでとうございます!
【概要】
自立歩行が可能な脳卒中患者を対象として、日本語版Physical Activity Scale for the Elderly(PASE)を使用した身体活動量評価の妥当性および信頼性を検証しました。
対象者27名に対し,入院環境と生活環境においてPASEと3軸加速度計にて評価した身体活動量の相関係数にて基準関連妥当性を評価しました。
また、信頼性は,対象者19名に対し,級内相関係数(intraclass correlation coefficients:ICC)にて検者内信頼性を評価しました。
結果、生活環境において高い妥当性(ρ=−0.40〜−0.67)と信頼性(ICC=0.98)が認められました。
自立歩行が可能な脳卒中患者におけるPASEを使用した身体活動量評価は,妥当性および信頼性とも良好であり,生活環境での応用が今後期待されます。
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